今回はやけどについてのお話です。
【やけどの応急処置】
○すぐに水で冷やしてください。
服の上からの場合むりに脱がさず服の上から15~30分ほど冷やしてください。
○患部にはなにもつけずに受診してください。
やけどの部分に薬以外の物をつけると感染をおこすことがあります。
時期に合わせて治療方法が変わります。
初期は炎症をとる処置。そのあとは傷の状態に応じた治療を行います。
上の写真は10代女性で沸騰したお湯がかっかったそうです。直後は水疱ができて赤く腫れていました。この写真は受傷約1週間後です。
一番下の写真が4か月後の写真です。当初傷は残るとへこんでいましたがかなり目立ちにくくなり喜んでました。
どんな傷でも必ず傷痕は残ります。しかし!何事も早期治療とそのあとのケアをしっかり行うことによって目立ちにくくすることは可能です。
やけどは軽くみえても、不適切な治療をすると感染や傷が深くなる原因になることがありますので基本的に受診されることをおすすめします。